「よしもとブサイク1位」アインシュタイン稲田の真の実力

公開日: 更新日:

■M-1敗者復活戦で“気配良好”

 この手のランキングはやはり知名度ありき。「ブサイク」部門であっても、上位に入るのは、人気や注目度が高いということだろう。お笑い評論家のラリー遠田氏はこう話す。

「アインシュタインは、『NHK上方漫才コンテスト』などを受賞しており、相当な実力があるコンビです。稲田はピンでも『R―1ぐらんぷり』の決勝に進出したこともあります。お笑い芸人としては“武器”となる稲田のビジュアルを生かしたネタで、今週末に決勝が行われる『M―1グランプリ』でも敗者復活戦に挑む16組の中に残っています。その中では、和牛ミキに次ぐくらいのポジションでしょうか。しかし、敗者復活戦は審査員の投票ではなく、一般の人の投票で決定するので人気に比例しがちです。チャンスは十分にあると思います」

 さらにブサイクランキングの授賞式で、「僕はプロのブスなので何を言われても構わないけれど、冗談でも一般の方や、特に女の子に『稲田に似ている』と言うのはやめて。言葉のナイフですから」と笑いをとったことで「心は男前ナンバーワンだ」などとネット上で称賛する声が相次ぎ、株を上げた。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋