著者のコラム一覧
井上トシユキITジャーナリスト

1964年、京都市生まれ。同志社大学文学部卒業後、会社員を経て、98年からジャーナリスト、ライター。IT、ネット、投資、科学技術、芸能など幅広い分野で各種メディアへの寄稿、出演多数。

強引に我を通そうとする木下優樹菜に人々が抱いた嫌悪感

公開日: 更新日:

 もともとは7月、姉がタピオカドリンクの店を開いたから「タピりにいって」と、SNSで呼びかけていたタレントの木下優樹菜(32)。しかし10月になり、その姉が店を辞め、同時に給与の振り込みトラブルがあると、再びSNSに書き込んだ。これを見たネットユーザーは店のSNSに殺到、当初はタピオカ店の方が大炎上の憂き目にあっていた。

 その翌日、店の関係者が別のSNSで木下とのトラブルの経緯を説明するとともに、木下本人が送ってきたメールの詳細を公開。「いい年こいたばばあ」「色々頭悪すぎな」といった文言はインパクトが大きかったが、何よりもネットユーザーの気を引いたのは、「出方次第でこっちも事務所総出でやりますね」「逆に週刊誌に姉がこういうめにあったって言えるからさ」という、権力をかさに着る物言いだった。

 まさに、特権的な上級国民による弱い者いじめの構図と受け取られたことで、一転して木下への苛烈なバッシングが始まる。SNSのフォロワー530万人を誇り、もとはおバカタレントだったものの、結婚後はしっかり者の良き妻、良き母となり、ママタレとしてだけでなく、おしどり夫婦タレントとして盤石の地位を固めたはずの木下が窮地に立たされることになる。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    米倉涼子“自宅ガサ入れ”報道の波紋と今後…直後にヨーロッパに渡航、帰国後はイベントを次々キャンセル

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    彬子さま三笠宮家“新当主”で…麻生太郎氏が気を揉む実妹・信子さま「母娘の断絶」と「女性宮家問題」

  4. 4

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  5. 5

    ヤクルト池山新監督の「意外な評判」 二軍を率いて最下位、その手腕を不安視する声が少なくないが…

  1. 6

    新型コロナワクチン接種後の健康被害の真実を探るドキュメンタリー映画「ヒポクラテスの盲点」を製作した大西隼監督に聞いた

  2. 7

    違法薬物で逮捕された元NHKアナ塚本堅一さんは、依存症予防教育アドバイザーとして再出発していた

  3. 8

    大麻所持の清水尋也、保釈後も広がる波紋…水面下で進む"芋づる式逮捕"に芸能界は戦々恐々

  4. 9

    “行間”を深読みできない人が急増中…「無言の帰宅」の意味、なぜ分からないのか

  5. 10

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発