国内では「心技体」を鍛えるには限界がある。実績がなくても海外挑戦を怖がらないで
今季から「ベイカレントクラシック」に大会名が変わった国内唯一の米ツアー。会場の横浜CCには多くのギャラリーが訪れました。
通算19アンダーで優勝したのは国内ファンにもお馴染みのX・シャウフェレ。松山英樹は8アンダー20位でしたが、最終日にボギーなしの62をマークし、14アンダー4位でフィニッシュしたのが金谷拓実です。
昨季、国内賞金王となった金谷は、同年の米ツアー最終予選会をクリアして今季から米国を主戦場にしていますが、ここまで25試合でベスト10入り3回、予選落ち15回と苦戦しています。172センチ・75キロと体格に恵まれているとはいえないものの、欧州やアジアンツアーへの参戦経験も豊富でたくましい選手です。前週の4位でポイントランキング(PR)は135位から113位へ浮上。来季のフルシードは125人から100人に減ります。残り4試合での「滑り込み」に期待します。
現地12日には、米国男子下部ツアー最終戦が終了。PR15位の平田憲聖が来季のレギュラーツアー昇格を決めたのはうれしいニュースです。