経済同友会代表幹事の後任人事の行方…混迷を解くのは山下良則リコー会長か

公開日: 更新日:

政界通(以下=政) 自民党の新総裁は高市早苗氏が選ばれたが、公明党との連立政権の維持や国民民主党の政権入りなど国会での多数派確保が難航している。経済同友会の代表幹事は新浪剛史氏が「違法サプリメント問題」で辞任した後、後任はすんなり決まりそうか?

官界通(同=官) とりあえず筆頭副代表幹事の岩井睦雄・日本たばこ産業会長が代行役をしているが、岩井氏がそのまま代表幹事に昇格するのか?

財界通(同=財) いや、そういう話はあまり聞こえてこない。17人いる副代表幹事のかなりの数が新浪氏と近く、そこから選ぶという雰囲気にはなく、まだ混迷状態のようだ。

 そもそも代表幹事はどうやって決めるのかね?

 かつては経団連や日本商工会議所のトップ人事のように代表幹事が後継者を指名していたが、いまは役員等候補選考委員会が候補者を決めて幹事会と総会に諮る仕組みだ。でも、任期途中での交代となると、臨時総会は省いて幹事会の了承で決めるのではないか。

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