“行間”を深読みできない人が急増中…「無言の帰宅」の意味、なぜ分からないのか

公開日: 更新日:

「無言の帰宅」が話題になっていた。発端は大バズリしたこんなXのポスト。9月25日に投稿されたものだ。

〈「行方不明だった夫が無言の帰宅となりました」という報告に対して「命があってよかったです!」「今は色々聞かないであげて下さい!」とレスしている人々がいて、うわーってなってる〉

 当人が亡くなったという婉曲表現と知らず、まさに文字通り“無言で帰宅した”と受け取ってしまう人が少なからずいるというわけ。

 SNSでは〈隠語、隠喩表現は通用しなくなったんだな〉〈本も雑誌も読まなくなってるからかな〉〈悪気がない感じがちょっと怖いな〉などと激論になっていた。

〈「産まれました。産声はありませんでしたがお空に行っても…」みたいなツイートに「おめでとうございます!すくすく育ちますように!」みたいなやつも目に余る〉なんてリプも。

 さすがに〈まじか?〉〈そんな人いるの?〉だろうが、中には〈ふつうに“死んだ”って書けよ〉などと“逆ギレ”する人もいるらしい。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  4. 4

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  5. 5

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  1. 6

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    渡邊渚“逆ギレ”から見え隠れするフジ退社1年後の正念場…現状では「一発屋」と同じ末路も

  5. 10

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態