那須塩原市図書館みるる(栃木県)「まるで森の中を歩いているよう」

公開日: 更新日:

 明治、大正期の石造りの建造物が点在する風情ある街並みが残るJR黒磯駅付近。そんな中においてひときわ目を引くのが駅前にある「那須塩原市図書館みるる」だ。

 開館して丸5年。旧図書館の2.5倍の来館者数を誇る人気スポットでもある。

「地元、那須塩原市出身の建築家による設計で、那須高原の森のような空間をイメージしてつくられました。外からも見えますが、天井まで大きくガラス窓を取り、屋根は波打つようなデザインで木のルーバーを施しています。館内から見上げるとその天井のルーバーが『枝葉の裏』のように見えるんですよ」と館長の物井友和さん。

 建物は2階建てで、図書館としての機能は主に2階に集約。とはいえ、1階にも書棚がしつらえられており、これが何とも面白いのだ。

 思わず見上げてしまう、約7メートルの天井まで届く格子状の巨大書架。下から4段目までは本が陳列され、それより上には本のフレーズを抽出し、視覚化した「言葉の彫刻」が掲出されている。

「言葉の彫刻は年に1度取り換えており、この10月からは新しい言葉『あらゆる音に対して開かれた耳には、すべてが音楽的に聞こえるはずです』などに変更。文字の配列を円形状にするなど、見ても楽しいデザインとなっていますので、ぜひ実際にご覧いただきたいですね」(物井さん)

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンは2028年ロス五輪“出場”すら危うい現実 27年プレミア12が目先の焦点に

  2. 2

    サヘル・ローズさん「憲法9条がある日本は世界に平和を訴える独自の役割がある」

  3. 3

    横浜銀蝿Johnnyさん「キャロル『ファンキー・モンキー・ベイビー』のイントロと革ジャンを着て歌う姿にシビれた!」

  4. 4

    松重豊「孤独のグルメ」続投の裏にある《諸事情》とは…63歳ゴローさんがやめられない理由

  5. 5

    高市外交を「日本の恥」だと批判続出! 夕食会で踊り狂う写真をホワイトハウスが“さらし上げ”

  1. 6

    WBC惨敗は必然だった!井端監督の傲慢姿勢が招いたブルペン崩壊【総集編】

  2. 7

    “性的暴行”ジャンポケ斉藤慎二被告の「悪質性」法廷で明らかに…邪悪が跋扈する歪んだテレビ業界の権力構造

  3. 8

    相次ぐ海外勢欠場の幸運…日本勢は異例の“棚ボタ”メダルラッシュへ【25日開幕フィギュア世界選手権】

  4. 9

    『スマスロ ミリオンゴッド』が4月に登場 史上最高の射幸性を誇った初代『ミリオンゴッド』の伝説

  5. 10

    元ジャンポケ斉藤が裁判で無罪主張の裏で…妻・瀬戸サオリの“息子顔出し”と"名字"隠し投稿の意味深