炎上作「バイバイ、ヴァンプ!」を改めて真っ当に考察する

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■意外な人物も出演

 しかも、こういった形で作品が話題になってしまうのは、役柄をまっとうした出演者たちにとって、不幸な話でもある。本作の出演者を見ると、絶賛売り出し中の若手俳優たちに加えて、ガレッジセールのゴリ(47)や川平慈英(57)、さらになべおさみ(80)といった"お歴々"が名を連ねる。なかでも、銭湯のおじさん役というチョイ役出演にとどまったなべは昨年9月、競泳女子・池江璃花子選手(19)に「手かざし療法」の施術を行なっていると一部週刊誌で報じられ、話題となった。その池江選手は昨年12月に退院し、19日放送の「報道ステーション」(テレビ朝日系)のカメラの前で、復帰への意気込みを語ったばかり。

 三連休のど真ん中の夜、渋谷の劇場を後にした記者は、如何ともし難いモヤモヤした気持ちを紛らわそうと、安酒をあおったのだった。

(キタハラセイヤ/ライター)

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