エンタメ界は自粛の嵐も…不要不急の最たる“寄席”は不滅?

公開日: 更新日:

「まあ、われわれの商売は不要不急の最たるものですから」と自虐気味に語るのは某落語家だ。

 新型コロナ禍による影響でエンタメ業界は自粛の嵐が吹き荒れている。演芸界も例外ではなく、ホールでの落語会や地方公演が軒並み休止になり、「そこそこの師匠クラスでも20連休なんてザラ」(前出の某落語家)だという。

 そんな中、日々の興行を続けているのが都内の寄席。寄席は大型台風でも大雪でも公演を休止することはなかったが、新型コロナを巡っては対応が分かれている。上野の鈴本演芸場は落語協会の公演中止決定を受け、4~12日の公演は休席に。浅草演芸ホールと新宿の末広亭は4、5日の土日は自粛休業だったが6日からは再開する。もっとも客席はガラガラだという。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃