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中西文行「ロータス投資研究所」代表

法政大学卒業後、岡三証券入社。システム開発部などを経て、岡三経済研究所チャーチスト、企業アナリスト業務に従事。岡三インターナショナル出向。東京大学先端技術研究所社会人聴講生、インド政府ITプロジェクト委員。SMBCフレンド証券投資情報部長を経て13年に独立。現在は「ロータス投資研究所」代表。

イラン戦争終結でも…サプライチェーン完全回復は「2027年半ば」の衝撃

公開日: 更新日:

 世界気象機関(WMO)は5月下旬、世界の年間平均気温が2026年からの5年間で、24年に記録した観測史上最高を更新する可能性が高いとの報告書を公表した。

■気温上昇も懸念材料

 エルニーニョ現象の発生などにより、気温が押し上げられると見込まれている。それによると、地表付近の世界の年間平均気温が26~30年に最高記録を上回る確率は86%。この5年間の年間平均気温は産業革命前(1850~1900年)の平均を1.3~1.9度上回ると予測した。

 米気候予測センターは6月11日、エルニーニョ現象が発生しており、26~27年の北半球の冬にかけてさらに強まると予想されると発表した。そのため、地球規模での気温上昇や気象パターンの変化を引き起こし、一部の地域では干ばつを、他の地域では豪雨をもたらす。世界の穀倉地帯で収量減少や品質低下が起きれば、農作物の価格高騰要因になる。

 さて、中東での戦争に起因した原油高止まりなど「悪い物価高」も警戒だ。25年6~7月の1バレル=50ドル台が、現在は80ドル台である。

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