著者のコラム一覧
大竹聡ライター

1963年、東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒業後、出版社、広告代理店、編集プロダクションなどを経てフリーに。2002年には仲間と共にミニコミ誌「酒とつまみ」を創刊した。主な著書に「酒呑まれ」「ずぶ六の四季」「レモンサワー」「五〇年酒場へ行こう」「最高の日本酒」「多摩川飲み下り」「酒場とコロナ」など。酒、酒場にまつわるエッセイ、レポート、小説などを執筆。月刊誌「あまから手帖」にて関西のバーについてのエッセイ「クロージング・タイム」を、マネーポストWEBにて「大竹聡の昼酒御免!」を連載中。

(35)本厚木でホルモンを

公開日: 更新日:

 前回、箱根をぶらぶら歩き、共同浴場で昼から温泉につかった後で蕎麦屋酒を堪能した話を書いた。今回はその帰りに提案したい寄り道酒だ。

 小田原、鎌倉あたりにも行きたい店が少なくない。そこは迷うところなのだが、箱根からの帰路なら、まず思い浮かぶのが本厚木である。北口を出てしばらく歩くと、午後4時の開店を前にすでに行列のできている店がある。

 そこが「酔笑園」。厚木のシロコロホルモンは20年くらい前にB級グルメとして全国的に有名になったが、この「酔笑園」のシロコロは、それとは別物だ。豚の大腸の中でも直腸に近い部分、1頭の豚からたしか2人前くらいしか取れないという希少なネタを使っている。以前に取材も含めて何度か訪ねた折りに、そう伺った。ここへ寄らずに帰るのは、平たく言うが、もったいないのである。

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