(14)枝豆売りは年寄りの商い
江戸の夏は賑やかだ。
大川の川開きの花火から始まって、人々はそれぞれに、暑さをしのぐ楽しみを見つける。
町には物売りの声が響く。人気なのは水売り。どこかの井戸で汲んだ冷たい水をかついで売り歩き、錫の湯呑みに水を満たすと、客の好みで砂糖を溶かし、白玉を浮かべてくれ…
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