新型コロナ禍と似ていると評判 連ドラ「隕石家族」の中身

公開日: 更新日:

 新型コロナウイルスの感染拡大で番組収録が難しくなったテレビ局。最近はどの民放も、過去の連続ドラマ映画などの再放送が増えてきたが、そんな中、新型コロナウイルスの終息時期が見えない今の世界観と「親和性があるのでは」と評判になりつつある連続ドラマがある。11日から始まった「隕石家族」(東海テレビ制作、フジテレビ系)だ。

 東京都内で暮らし健康器具販売の会社に勤める門倉和彦(天野ひろゆき=キャイ~ン)と、妻・久美子(羽田美智子)の家族に起きる出来事を描いたドラマなのだが、これまでのヒューマンドラマと大きく異なるのが、その設定だろう。

 タイトルにもある通り、「1年後に巨大隕石が衝突して地球が滅亡する」という何ともショッキングで、ハチャメチャな設定なのだ。

「終末の日」が刻々と迫る中で、家族や人はどう考え、どう生きるのか。倫理観や社会性が崩れつつある状況において個人はどうモラルを保つのか――。設定は全く違うものの、ドラマを見ていると、新型コロナウイルス禍にある今の世にリンクしてしまう不思議な感覚を覚えてしまうのだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景