「コンフィデンスマンJP」前途多難…コロナ急増で客来ず?

公開日: 更新日:

「まさにこれからって時に……」と、映画会社関係者は肩を落とす。

「『映画館に行こう!』キャンペーン2020」のアンバサダーで俳優の役所広司(64)が都内で開かれた会見で、「コロナショックを乗り越え、みんなで頑張りたい!」と意気込んだのが、先月30日のこと。

 その2日後、東京都の新規感染者数が2カ月ぶりに100人を超えた。

「休館を余儀なくされていた全国の映画館も、先月から再開し始めた。公開が延期されていた新作映画も、今月から次々と封切られます。が、感染者数が今後急増すれば、いくら映画館が感染予防対策を訴えたところで、観客の足が遠のきそうで怖いですよ」(前出の映画会社関係者)

 5月1日公開予定だったのが延期になった、長澤まさみ(33)主演の映画「コンフィデンスマンJP プリンセス編」もしかりだ。

「共演の東出昌大不倫騒動も下火になり、やっと7月23日に公開と思いきや、都内の感染者数が急増でしょう。前作『ロマンス編』は興行収入約30億円の大ヒットを飛ばしましたが、今作は厳しそうです。内輪では『不倫の呪い?』なんて悪い冗談も飛び交っている。比較的、感染状況が落ち着いている地方の動員に期待するしかないでしょう」(映画ライター)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」