おふくろの人生のテーマはとにかく「生きる」ということ

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 内間です。皆さん、お盆は帰省しましたか? 僕は「オンライン帰省」をしました。実家の沖縄とZoomでつないで。便利な時代になりました。すごいですね。画像も鮮明で! 83歳のおふくろは興奮して画面に映る僕を見て、「20年前のアンタを見てるみたいさ~」と謎の褒め方をしてきました。若返らせる技術がZoomの持ち味ではないはずなのですが(笑い)。

 とにかくおふくろはまだまだ元気。もともとおふくろから、普段あまり話さない親父と話してくれと頼まれて生まれたこの企画。それなのに親父に話す隙間を与えずにガンガン話してきます。極め付きは親父の気持ちも代弁しまくる。なんというパワフルさ。時折、画面が震えるのは電波の問題だけではないはずです。

 今も昔もおふくろは独特です。そんなおふくろの趣味は「生きる」。年中無休で「生きる」。僕への心配事はすべて「生きる」へ通じるかどうか。以前、「今、地下のレストランに居る」と言ったら「地下? 危ないよ! 生きられる?」と叱られたこともありました。

 おふくろなりに「生きる」ためには、人工的な物は排除し、より自然に沿って生活した方がいいらしい。だから、とことん手作りにこだわってきました。例えば、味噌、醤油、マヨネーズだけではなく、シャンプーまで手作りしていた時期もありました。シャンプーといっても、芋の葉を水で溶かしただけの液体です。一度、風呂場から出てきたおふくろの頭部から顔面にかけて滴り落ちる緑汁を見ながら、もしかしたらこの人、ゲリラ作戦の遂行中かなと思ったものです。

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