著者のコラム一覧
本多正識漫才作家

1958年、大阪府生まれ。漫才作家。オール阪神・巨人の漫才台本をはじめ、テレビ、ラジオ、新喜劇などの台本を執筆。また吉本NSCの名物講師で、1万人以上の芸人志望生を指導。「素顔の岡村隆史」(ヨシモトブックス)、「笑おうね生きようね いじめられ体験乗り越えて」(小学館)などの著書がある。新著「1秒で答えをつくる力──お笑い芸人が学ぶ『切り返し』のプロになる48の技術」(ダイヤモンド社)が発売中。

島田紳助も仰天した西川きよし師匠宅での「異次元新年会」

公開日: 更新日:

■紳助さんが「裏に牧場といけすあるんちゃいます!?」

 きよし師匠の「今日はたくさん来てくれてありがとうございます! 遠慮せんとどんどん食べてよ、飲んでよ!」と言われたのを皮切りに食べ盛りの若い芸人さんたちが「お肉のおかわりお願いします!」「鍋の具材がなくなりました!」「ビールください!」と“注文”するとすぐに新しい大皿やビールが次から次へと運ばれてくるのです。その光景を見ながら、紳助さんが「そこらの居酒屋では勝てんな」「これは凄いゎ……師匠、裏に牧場といけすあるんちゃいます!?」と言われた時には、一同が笑いながらも「ホンマにあるんちゃう?」と顔を見合わせたぐらい“異次元”の世界でした。

 本当にあの夜はいったい何キロの牛肉とどれほどの野菜や鍋物の具材が用意されていたのか想像もつきませんが、ゆうに100人前以上の食材があったことでしょう。みな口々に「肉用、魚用、ビール用の冷蔵庫があるで!」「冷凍室があるんちゃう?」「このテーブルセットは自前? それともレンタル?」とおいしくいただきながらも驚きを隠せない様子でした。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」