著者のコラム一覧
本多正識漫才作家

1958年、大阪府生まれ。漫才作家。オール阪神・巨人の漫才台本をはじめ、テレビ、ラジオ、新喜劇などの台本を執筆。また吉本NSCの名物講師で、1万人以上の芸人志望生を指導。「素顔の岡村隆史」(ヨシモトブックス)、「笑おうね生きようね いじめられ体験乗り越えて」(小学館)などの著書がある。新著「1秒で答えをつくる力──お笑い芸人が学ぶ『切り返し』のプロになる48の技術」(ダイヤモンド社)が発売中。

島田紳助も仰天した西川きよし師匠宅での「異次元新年会」

公開日: 更新日:

 今回は“エピソードの宝庫”西川きよし師匠の2回目です。もう二十数年も前、きよし師匠のお宅で開かれた新年会の時のお話です。集まったのは私と芸人さん合わせてなんと“四十七人”。討ち入りならぬ、四十七士の新年会でした。若手芸人さんが大半でしたが、桂三枝(現・文枝)師匠、島田紳助さん、トミーズ、ハイヒールら、有名な方たちも集まり、まるでテレビの特番の撮影現場にいるようでした。

 まず驚かされたのは、40畳以上はありそうなリビング。数年後に「ズームイン!!朝!」元旦特番できよし師匠のお宅から生中継をさせていただきましたが、照明機3灯、カメラ3台が余裕で入ったのですから、もっと広かったかもしれません。その広大なリビングには4人に1テーブルが用意され、各テーブルに焼き肉用のホットプレートと鍋用のカセットコンロが置かれていました。最初は30人足らずでしたが、時間と共に人が増えていき、そのたびにテーブルとホットプレートとカセットコンロが用意され、最終的に12のテーブルセットが並び、各テーブルには高級牛肉と野菜、鯛をはじめとした魚介類の鍋物の具材が所狭しと置かれていました。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  3. 3

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  4. 4

    “最強の新弟子”旭富士に歴代最速スピード出世の期待…「関取までは無敗で行ける」の見立てまで

  5. 5

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  1. 6

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  2. 7

    物価高放置のバラマキ経済対策に「消費不況の恐れ」と専門家警鐘…「高すぎてコメ買えない」が暗示するもの

  3. 8

    福島市長選で与野党相乗り現職が大差で落選…「既成政党NO」の地殻変動なのか

  4. 9

    Snow Manライブで"全裸"ファンの怪情報も…他グループにも出没する下着や水着"珍客"は犯罪じゃないの?

  5. 10

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です