著者のコラム一覧
一雫ライオン作家

1973年、東京都出身。明治大学政治経済学部2部中退。俳優としての活動を経て、演劇ユニット「東京深夜舞台」を結成後、脚本家に。数多くの作品の脚本を担当後、2017年に「ダー・天使」で小説家デビュー。21年に刊行した「二人の嘘」が話題となりベストセラーに。著書に「スノーマン」「流氷の果て」などがある。

書きゃいいのだ。脚本家や作家になりたけりゃ書けばいい

公開日: 更新日:

「へ?」

 Y氏がストローをくわえたまま顔を見上げた。「書きゃいいんですよ」

■「人を感動させたい」なんて大きなお世話

 だってそうなのである。書きゃいいのだ。脚本家や作家になりたけりゃ書けばいい。なぜならこの仕事はお医者さまや司法関係者や料理人のように国家資格が必要なわけではない。そんな仕事を「どうすればなれるか?」などと聞いてくる若人はアホであり、即刻こんな外道な世界に足を踏み入れぬほうが賢明である。もしそれでもなりたい……と言うのであれば、書いて出版社に応募する、バイトとして出版社に潜り込み信頼を得た後で原稿を読んでもらう、読んでくれぬならおっかないお兄さんに大金払って脅してでも目を通してもらう、やり方は腐るほどある。そんな話をY氏にすると「それは極論」と嘆き食い下がる。なので仕方なく「その若者はなんで物書きになりたい、って言ってるんですか」と問うとほれ来た。予想通りの答え。

「人を感動させたい、って言うんです」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋野日向子×テレ東イケメンアナ“お泊り愛”の行方…女子プロは「体に変化が出る」とも

  2. 2

    『SHOGUN 将軍』シーズン2撮影中の榎木孝明さん「世界的な時代劇映画のプロデュースに関わりたい」

  3. 3

    ヘタクソ女子プロはすぐバレる!ツアー史上最短「98ヤード」の15番のカラクリ

  4. 4

    サバンナ高橋茂雄いじめ謝罪のウラ… 光る相方・八木真澄の“ホワイトナイト”ぶり 関西では人柄が高評価

  5. 5

    《タニマチの同伴女性の太ももを触ったバカ》を2発殴打…元横綱照ノ富士に大甘処分のウラ側

  1. 6

    あの細木数子をメロメロにさせて手玉に…キックボクサー魔裟斗のシタタカさ

  2. 7

    SixTONESが日テレ「24時間テレビ」出演発表で次に“熱愛”が撮られるメンバーとファンが喜べない事情

  3. 8

    犯人探しはまだまだ続く? 中山功太案件“解決”で強まる「パンサー尾形の件は誰なの?」の疑問

  4. 9

    小結高安を怒らせた? 横綱豊昇龍が初日黒星でいきなりアクシデント→休場の自業自得

  5. 10

    消えないナフサ供給不安、現場にはモノ届かず…高市首相4.16明言「目詰まり解消」はやはり大ウソだった