「この野郎!」東映の大部屋を差配するボスを殴っちゃった

公開日: 更新日:

 高倉健の紹介で入った東映の大部屋だったが、そこは楽しいことより、つらいことの多い職場だった。

「今日があって、明日がない暮らしですよ。今日の撮影に出られても、明日もあるとは限らない。たまにセリフのある役が付いてうまくやって監督にほめられたとしても、次の作品では、またセリフのないエキストラです。そんな大部屋を差配する演技事務のボスが嫌な野郎でね。やたらと威張りちらして、俺たちを虫けら扱いする。ゴマをすったり付け届けするやつらを優先的に使う。それでも我慢してました。大部屋に入って4年目でしたか、『網走番外地』シリーズの撮影で、真冬の北海道に行った時、そいつが付いてきた。雪の中の撮影が続くと誰もが鬱屈するから憂さ晴らしに酒を飲む。そいつが酔っぱらって、夜中に大部屋の若い連中を起こして、理由なく殴るんだ。さすがに俺も頭にきて、堪忍袋の緒が切れるというやつですよ。『ふざけんな、この野郎!』って殴っちゃった。東京に帰ると、当然干されますわな」

 三郎は若い頃、非常に喧嘩っ早く、頭にくるとすぐに手が出たらしい。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「タニマチの連れの女性に手を出し…」問題視されていた暴行“被害者”伯乃富士の酒癖・女癖・非常識

  2. 2

    和久田麻由子アナは夜のニュースか? “ポスト宮根誠司”めぐり日本テレビと読売テレビが綱引き

  3. 3

    同じ幼稚園に通った渡辺翔太と宮舘涼太はクラーク記念国際高校で再び合流、そろって明海大へ進学

  4. 4

    LUNA SEA真矢さんは56歳の若さで…「脳腫瘍」切らない治療法のガンマナイフとは

  5. 5

    渋谷教育学園渋谷から慶大に進んだ岩田絵里奈を育てたエリート医師と「いとしのエリー」

  1. 6

    元横綱照ノ富士「暴行事件」の一因に“大嫌いな白鵬” 2人の壮絶因縁に注目集まる

  2. 7

    “消滅”した宮城野部屋の早期再興に現実味 元横綱照ノ富士の暴行事件がまさかの方向へ

  3. 8

    <第3回>力士とのセックスはクセになる!経験者が赤面吐露した驚愕の実態とは…

  4. 9

    高市首相に「国会軽視」の特大ブーメラン! 閉鎖ブログに審議短縮への嫌み・不満を書き連ねていた

  5. 10

    ボコボコにされた“被害者”は強行出場、“加害者”は休場…伊勢ケ浜部屋は3月場所どうなる?