小金沢昇司に数々の“酒武勇伝”…北島三郎も激怒していた

公開日: 更新日:

「酒飲んで大成したヤツはいねえんだよ」

 酒に関する武勇伝も数多い。「昔から酒は強いし、いくらでも飲める」と、若い頃は相当ヤンチャな飲み方をしていたようで、かつて日刊ゲンダイの取材にもこう答えている。

「若い頃は酒で散々失敗しましたね。若気の至りで、一対一のサシの勝負でウイスキーの飲み比べなんてこともやって。ニッカのでっかいボトルを一本ずつドンと置いてストレート。根性試しみたいなもので、相手は病院送りで当然勝ったけど、その後で僕も病院送り(笑い)。アル中一歩手前の父親に『急性アル中の一歩手前だぞ、バカ野郎!』ってこっぴどく怒られた」

 2014年には、北島から“暖簾分け”を受ける形で、北島音楽事務所から独立。背景には、北島が溺愛していた次女と結婚した歌手の北山たけし(46)の存在があった。

「北島は自分の後継者は北山たけしと考えており、北山は05年から09年まで5年連続で紅白に出場。兄弟子の“長男”山本譲二(70)の後を追うように“次男”の小金沢容疑者も事務所を離れたのです。小金沢容疑者はその後も、新曲をリリースし、コンサートや演歌番組への出演を続けていますが、独立後はヒット曲にも恵まれず、結局、一度も紅白出場を果たしていない」(前出の芸能担当記者)

 そんな小金沢容疑者は、かつて北島、山本、小金沢の3人のジョイントコンサート後の打ち上げで飲み過ぎて、北島からカミナリを落とされたという。その日、“オヤジ”と慕う北島を前に、ホテルのラウンジで山本と小金沢容疑者はテキーラをガンガン飲み、部屋に戻っても飲み続けていたという。小金沢容疑者は日刊ゲンダイにこう語っていた。

「最後は『いい加減にしろ! もう帰れ!』と怒鳴られた。翌日、オヤジから『昇司には二度と酒は飲ませるな』って伝言が入りました。すぐ謝りにいったら、『酒飲んで大成したヤツはいねえんだよ』ってシミジミ言われちゃった。あの言葉は胸に染みたね」

 折しも、元TOKIO山口達也(48)の酒気帯び運転や俳優・伊藤健太郎(23)のひき逃げも記憶に新しい芸能界。酒で失敗した“小金沢クン”は、オヤジの苦言が身に染みていることだろう。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  3. 3

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  4. 4

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  5. 5

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  1. 6

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  2. 7

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  3. 8

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも