TBS「グッとラック!」3月終了説…志らくに“MC失格”の烙印

公開日: 更新日:

■「失敗例の見本になってしまっている」

 3月終了説について、同志社女子大学教授(メディア論)の影山貴彦氏がこう言う。

「コメンテーターを新規発掘しようという意図は感じられるけれど、人気指標が数値化され、稟議が通りやすい“ネット人気”に頼ってしまう安易さも透けて見え、ネット人気とワイドショーの相性の悪さも証明し、ある意味、失敗例の見本になってしまっている。打ち切りが事実なら、志らくさんのタレント生命のためにもっと早くに決断してもよかったのではと思います。TBSとしては三顧の礼で迎え入れた志らくさんだけに番組の延命に必死でしょうが、良からぬレッテルが貼られる前に“なかったことにする”のも戦略のひとつ。今回、結果的に得したのは田村淳さんでは。急きょテコ入れに加わっただけに、相当のギャランティーも提示されたでしょうし、短期間の出演で番組のイメージもなく無傷で終えられる。今後情報番組のMCも視野に入れているとすれば、知的な印象を植え付けることもできた。次の準備になっていると思います」

 新番組は昔の「はなまるマーケット」スタイルに戻るという。最終回、どうオチをつけるのか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    悠仁さまは推薦入学で東大を目指すも…名門・筑波大付属高校が持つ「4人」の枠に入れるのか?

    悠仁さまは推薦入学で東大を目指すも…名門・筑波大付属高校が持つ「4人」の枠に入れるのか?

  2. 2
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 3
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 4
    巨人の得点圏打率.186は12球団最低…チャンスに滅法弱く、立場が危うくなった打者3人の名前

    巨人の得点圏打率.186は12球団最低…チャンスに滅法弱く、立場が危うくなった打者3人の名前

  5. 5
    どちらが“将来の天皇”の注目度 愛子さまは園遊会で猫談義、悠仁さまは玉川大訪問が話題に

    どちらが“将来の天皇”の注目度 愛子さまは園遊会で猫談義、悠仁さまは玉川大訪問が話題に

  1. 6
    「アンメット」の“三瓶先生”にハマる視聴者続出!杉咲花も惚れた若葉竜也「無愛想な魅力」の原点

    「アンメット」の“三瓶先生”にハマる視聴者続出!杉咲花も惚れた若葉竜也「無愛想な魅力」の原点

  2. 7
    阪神・岡田監督が密かに温めていた「藤浪獲得プラン」が消滅していた…

    阪神・岡田監督が密かに温めていた「藤浪獲得プラン」が消滅していた…

  3. 8
    阪神・大山悠輔「4年16億円」争奪戦勃発に現実味…評価を押し上げた「目に見える数字」以上の価値

    阪神・大山悠輔「4年16億円」争奪戦勃発に現実味…評価を押し上げた「目に見える数字」以上の価値

  4. 9
    小池都知事の公約「築地は守る」どこへ? 食のテーマパーク機能を有する市場のはずが“多目的スタジアム”に巨人が移転?

    小池都知事の公約「築地は守る」どこへ? 食のテーマパーク機能を有する市場のはずが“多目的スタジアム”に巨人が移転?

  5. 10
    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽