著者のコラム一覧
ダンカンお笑いタレント・俳優・放送作家・脚本家

本名・飯塚実。1959年、埼玉県毛呂山町生まれ。落語家を目指し立川談志に弟子入り。「立川談かん」として活動した後、たけし軍団入り。お笑いタレント、俳優、放送作家、脚本家と多才で、現在はTAPの専務取締役。

談志師匠宅で留守番中にあの暴走事件は起きてしまったのだ

公開日: 更新日:

 しかし、夢にまで見た(?)談志の弟子になれたというのに、あの頃(23歳)の俺はどーして毎日イライラ……というかムシャクシャ……う~んモヤモヤとしていたのだろう……。

 あの頃に戻って自分に問うわけにもいかないので、これは自分のことであっても正しい答えにはたどり着きそうもないが、漠然と思っていたと記憶しているのは「毎日毎日家の掃除してると面白い芸人になれるんですか師匠!?」「タレ(女)やへーまん(平万=1万円)、のせる(食べる)なんて落語界の符丁をうまく使えるようになると世間の人気者になれるんですか兄さん!?」と実際に声に出して言うことはなかったけれど、そーいうギャグや若者文化と、距離を置いているような空間や時間が、一刀両断してしまえば、「若かった」俺にはボディーブローのように効いていたのかもしれない……。

 そんな日々の繰り返しがあったから、あの夜の俺の暴走が発生した……というなら映画「タクシードライバー」のロバート・デ・ニーロが社会の退廃ぶりに怒りを持った……みたいで少しはカッコよかったかもしれないが、俺の場合、自らの欲望のままの行動であり、そもそもやらかしたことがデ・ニーロとは天と地ほどの開きがあるので、もうただただひたすら今は亡き師匠に頭をこすりつけて謝罪するとともに、弟弟子の志の輔に最大の感謝を表すだけなのだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  2. 2

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 3

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  4. 4

    長澤まさみの身長は本当に公称の「169センチ」か? 映画「海街diary」の写真で検証

  5. 5

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  1. 6

    樹木希林に不倫を暴露された久世光彦

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希またも“自己中発言”で捕手批判? 露呈した「人間性の問題」は制球難より深刻

  3. 8

    自転車の「ハンドサイン」が片手運転ではとSNSで物議…4月1日適用「青切符」では反則金5000円

  4. 9

    【独自】急死の中山美穂さん“育ての親”が今朝明かしたデビュー秘話…「両親に立派な家を建ててあげたい!」

  5. 10

    柳楽優弥「九条の大罪」23歳新人が大バズり! 配信ドラマに才能流出→地上波テレビの“終わりの始まり”