コロナで年末年始の再放送に変化 フジはキムタク“別格”に

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 特にTBSの時間の割き方は群を抜いている。

 28日に「私の家政夫ナギサさん」(2020年)、同日と29日の深夜に「タイガー&ドラゴン」(05年)、29日の朝に「恋はつづくよどこまでも」(20年)、30日と31日に「義母と娘のブルース」(18年)、30日から2日の深夜に「アンナチュラル」(同)、1日と2日に「逃げるは恥だが役に立つ」(16年)、3日に「MIU404」(20年)。

「もともとTBSは年末に、その年のヒット作を一挙放送していましたが、今回の年末年始は特番や新番組の宣伝という意味もある。人気作品なので話題にもなってコスパがいいと思います」

 そう語るテレビコラムニストの亀井徳明氏は、「そういう意味ではフジテレビの振り切り方がすごい」とこう続ける。

「今年の正月特番として2夜連続で放送された木村拓哉さん主演の『教場』を、29日と30日の夜9時から再放送します。年明け3日と4日に放送する『教場Ⅱ』につなげる意味もあるのですが、この時期のGP帯は新作の特番を編成するのが通例。これまで再放送が入る余地は午後帯や深夜でしたから“別格”扱いなんですね」

 たまたま見始めたら、つい見入ってしまう、この時期の一挙再放送。新しい生活様式の中で初めての年末年始となるが、再放送の扱い方も変化してきているようだ。

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