オリラジ吉本退社の明暗…藤森のタナボタはいつまで続く?

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「お笑いとは別の芸風ですみ分けし、YouTube収入は100%自分に入るようにした。今は吉本もYouTubeのうまみに気づいて自社のプラットフォーム配信をマストにしたが、彼は先見の明ですり抜けた勝ち組。このコロナ禍で視聴者数が増え、大幅増収したともっぱらです」(IT関係者)

■中田はシンガポールで意気揚々

 一方の藤森は「12月頭にあっちゃんから『吉本を離れることになりました』とLINEがきました」と中田の退所に促され2週間ほどで決断。これまでも人気が低迷したと思ったら“チャラ男キャラ”、その次はRADIOFISHで再浮上。昨年はMC渡部建(48)の失脚で「王様のブランチ」(TBS系)でもメインメンバーに格上げと、常に“タナボタ”で成功。だが、中田と違ってテレビでの活動がメインの藤森が吉本を退社するのはリスクが高いのではないか。芸能リポーターの川内天子氏がこう言う。

「2人の明暗が分かれる退社だと思いました。中田さんは着々と準備を重ねたうえでの退社。シンガポールでの富裕層生活も売りにする算段でしょうし、さらなる展開も構築済みでしょう。ただ、デビュー前、藤森さんにホワイトボードで長期計画を説明したという中田さんが今回は事後報告ということは“もうコンビ活動は視野にない”ということ。藤森さんはレギュラー6本継続とはいえ、4月の番組改編以降は保証できない。藤森さんのYouTubeチャンネル登録者数は中田さんの300万人に比べ、6分の1の50万人。完全にコンビを解消したとき、力量の危うさは否めません」

 中田と藤森。今年は明暗くっきりか。

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