29年ぶり抜擢昇進…披露パーティーはコロナ禍時代に即して

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 興行はできるとして、問題は披露パーティーが開けるかどうかだ。

■三遊亭円楽師匠の音頭で“エア乾杯”

「2月7日に京王プラザホテルを押さえて、出席のお返事をたくさんいただいてました。中止することも考えたのですが、幸いなことに、出席予定の方々は僕の落語会のお客さまと友人ばかりで、『どんなやり方でもいいからやってよ』『宮治の晴れ姿が見たい』『贈った幟の前で一緒に写真撮りたい』などと口々に言う。やるならどういうやり方をすればいいか、考えたあげく、飲食なしで1時間、お弁当と飲み物はお土産に持って帰っていただくという形式にしたんです」

 まさにコロナ禍時代に即したやり方と言える。

「テーブルの上はペットボトル1本のみで、乾杯は格好だけの『エア乾杯』でした。三遊亭円楽師匠に音頭を取っていただいたのですが、乾杯のしぐさをするのを、『落語じゃねえんだから』と笑わせてました」

 司会が人気漫才師のナイツで、昇太会長の挨拶、宮治がお世話になっている山田邦子さんの祝辞などがあったから、出席者はさぞかし喜んだであろう。

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