NHK大河「青天を衝け」2回目視聴率急降下でよぎるジンクス

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NHKが恐れる大河不要論

 そうしたなか、NHKが一番危惧しているのが莫大な制作費を投入して大河ドラマを制作していることがあらためて注目されることだという。

「1本、1億円から1億5000万円をかけて制作しています。初回でも2回目でも登場した血洗島村は、群馬県安中市内に広大な敷地(東京ドーム5個分)を貸し切り、ハリウッド顔負けの豪華セットを作っているんです。NHKだからできる大判振る舞いですよ。これで視聴率が悪かったらそれこそ大河不要論が再燃します」(制作関係者)

 さらにNHKが密かに恐れているのが何かにつけNHKを攻撃してくる「NHKから自国民を守る党」(現在は「NHK受信料を支払わない方法を教える党」に変更)の存在だという。

「立花(孝志)党首は、NHKのアラを探しまくっている。それこそ莫大な制作費を投入して結果を出せないドラマを作るNHKはいかがなものかという攻撃材料を与えかねないんです」(別のドラマ関係者)

 NHKをザワザワさせる「青天を衝け」。明治モノは当たらないというジンクスを克服することができるか。 

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