水道橋博士さん 東京丸・京平“たけしさんに恩返し”に感動

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 話はまだ続いて、16年10月23日、「NHK新人漫才コンクール」から名前を変えた「NHK新人お笑い大賞」の審査員として僕が出演した日、同じく審査員に西川きよし師匠がいらして。きよし師匠は「ザ・テレビ演芸」で僕らがチャンピオンになった時の司会でした。

「26年前、師匠が司会の『ザ・テレビ演芸』で10週勝ち抜きさせていただきました。最後の対戦相手がこのNHKの大会で38年前に優勝した東京丸・京平師匠で、その時敗れたのがツービートでした」

 僕が興味深げに説明したが、きよし師匠は覚えてませんでした。まあ、当たり前ですけど。余談ですが、僕が日付まで克明にわかるのは、毎日ブログに記していた日記が22年間の8000日分あるからなんです。本を書くようになってから、いろいろと役立ってますよ。

 あの日、10週勝ち抜いたことで、「たけし軍団の下の方に面白いやつがいる」と思われるようになりました。10週目で勝つのと負けるのとではその後が大きく違っただろうし、あの瞬間、東京丸・京平師匠から声をかけられたことも僕には大きかったと思います。

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