本多正識
著者のコラム一覧
本多正識漫才作家

1958年、大阪府生まれ。漫才作家。オール阪神・巨人の漫才台本をはじめ、テレビ、ラジオ、新喜劇などの台本を執筆。また吉本NSCの名物講師で、1万人以上の芸人志望生を指導。近著に「素顔の岡村隆史」(ヨシモトブックス)、「笑おうね生きようね いじめられ体験乗り越えて」(小学館)がある。

麒麟・田村裕の“テンパり具合”が「コント55号」に重なる

公開日: 更新日:

 前回、麒麟の“聞く耳”を持つ柔軟性について書きましたが、麒麟の魅力はあの伝説のコンビ「コント55号」とタイプが非常に似ていると私は思っています。

「コント55号」といえば、萩本欽一さんと坂上二郎さんの、「飛びます! 飛びます!」など、舞台狭しと動き回るドタバタコント。時にテレビカメラから“見切れて”しまい、「カメラが撮れる範囲で動かなければいけない」というテレビの常識を変えてしまいました。

 一方、「麒麟」はおおむねセンターマイクを中心にしゃべる漫才。形はたしかに全く違うのですが、実は“ボケのツッコミいじり”が時としてボケに振り回され、気がつくとツッコミが“ボケ”の役割を果たしているところに同じにおいを感じてしまいます。

 川島君が繰り出す言葉に振り回されながらも愚直に対応しようとする田村君がどんどんパニックになっていくさまは、漫才作家の私から見ると、萩本(欽一)さんが自由自在に坂上さんを“転がしている”スタイルと根本では同じに見えるのです。

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