雨宮萌果さん NHKからフリー転身の背中を押してくれた青木さやかさんとサシ飲みの1枚

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雨宮萌果さん(フリーアナウンサー/35歳)

 NHKを一昨年に退職し、フリーデビューしてからはや2年、先週35歳になったフリーアナウンサーの雨宮萌果さん。秘蔵写真はタレントとしても女性としても尊敬している青木さやかさんとの一枚。頼りになる青木さんの話、サンドウィッチマンが所属する芸人事務所に入った経緯を語ってくれた。

  ◇  ◇  ◇

 写真は割と最近、2年前の2019年の5月に大阪の鶴橋の焼き肉屋さんで撮ったものです。青木さやかさんが大阪の新歌舞伎座の舞台にご出演されていて、私が見に行った日に「よかったらご飯食べに行かない?」と誘っていただいた夜の2人きりのサシ飲みです。

 青木さんと仲良くしていただくきっかけは「あさイチ」(NHK)で青木さんがエンタメコーナーの担当だった時期。私はエンタメを説明するポジションで、ご一緒する機会が多く、その頃からよく仕事やプライベートな話をさせてもらうようになったんです。

 コーナーで扱う映画の感想を本番前に語り合うのが定番で。リハーサルが終わって本番までの1時間、ギリギリまでコーヒーを飲みながら「あの映画って母親目線で見るのと女として見るのとでは違うよねー」とざっくばらんに言い合ってました。「語り足りないなぁ~。今度うちでプロジェクター使って上映会しようよ!」と提案してくれて。まだNHK職員の私からずうずうしく「いつにしましょうか」とは言えず、実現しなかったのですが、いつか実現させたい。

 その後、私がフリーになってからも仲良くしてもらえています。フリーになった19年は激動の年だったんですよ! まず結婚したのが1月(夫は俳優・篠山輝信)。次にNHKを退局したのが3月。過去に沖縄、福岡と転勤してきたのですが、その頃も転勤のお話を持ちかけられていて「結婚したら家族といられる東京で仕事していきたい」という気持ちが大きくなり、思い切って退職。

 フリーになるにあたって青木さんに「これからいろいろなことを表現していきたい」と相談しました。すると「思い切ってやった方がいいよ!」と背中を押されまして。

■「厄年だからってウジウジしない方がいいよ!」

 アナウンサーの私と芸人の青木さんの立ち位置は違うので、仕事の細かいアドバイスを求めるよりは年が離れていない女性としての相談が多かったですね。「厄年が心配です」とかそういう悩み(笑い)。

 青木さんは「30代は戦う年齢だから。私が30代の頃はキレキャラもそうだけど、怒りながらエネルギーを発散させていったから。厄年だからってウジウジしない方がいいよ!」と言われました。

 とってもポジティブで人生の先輩として勇気づけてくださる方です。私もポジティブな方だと思うんですけど、たまにウジウジしちゃうので、青木さんのようなガッツのある方にハッパかけられると、救われる感じがします。

サンドウィッチマンの事務所に所属

 2年前の3月に退社して2カ月後に入ったのが芸人さんの事務所でした。4、5年前に「サンドウィッチマンの天使のつくり笑い」というラジオ番組でご一緒させてもらったサンドウィッチマンさんは、思っていた通りに雰囲気がとてもいいおふたりで。

 サンドさんの単独ライブを見に行かせてもらった時に、おふたりだけじゃなくてスタッフさん、前説やグッズ売り場や設営を手伝う若手芸人さんの雰囲気に好印象を受けたんです。大きな事務所と比べればコンパクトではあるけど、「社長もタレントもアットホームでいいな!」と。たとえば大きな組織だと、納得できないことも生まれますからね。

「いつかこういう人間味が感じられる働き方をしたい」と、働く現場としての憧れを感じていました。

 まさか数年後、所属するとは思いませんでした(笑い)。局を辞めてフリーになれば浮き沈みもあるけど、私はもっとスタッフと近い距離で向き合える働き方がしたいなと。サンドさんもスタッフさんも温かく迎え入れてくれて、思った通りのアットホームな職場でした。私は芸人さんとの仕事をどんどんやっていき、バラエティーの空気感をたっぷり吸収したい。

 1月結婚して、3月退職。5月にフリーデビューした時に、写真にある青木さんと焼き肉屋さんでサシ飲み。私は割とお酒はたしなむ方でして、酔ってリラックスし、いろいろお話ししちゃいました。

 青木さんは保護猫犬の活動をされて、イベントも立ち上げていらっしゃいます。一昨年、イベントに遊びに行かせてもらうと、犬のNPO活動の現状報告を織り交ぜて語り、笑いと感動を届けるプロデュース力はさすがでした。

 最近はコロナ禍でお会いする機会がないのですが、今回の取材のお話を伝えたら、喜んでくれて「ご飯行こう」と言ってくれて。この取材が再会するきっかけをつくってくれました。

 青木さんは相手の意見を受け入れる方で、人を受け入れるということが大切だと私も学びました。これからも慕っていきたい!

(聞き手=松野大介)

▽雨宮萌果(あめみや・もえか) 1986年6月、兵庫県出身。2011年からNHKのアナウンサーとして活動。19年に結婚、同年に退職し、フリーアナに。「ウワサのお客さま」(フジテレビ系)レギュラー。 

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