水沢アキ65歳で“卒業ヘアヌード”発表! 写真集への思いと堅実生活を語る

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 昨年末、写真集「AKI MIZUSAWA 1975―2020」(小学館)で65歳にしてヘアヌードを披露し話題になった元祖グラビアアイドル、水沢アキ(66)。現在は事務所から独立してフリーになり、レンタルスタジオの経営をメインにシフト。「スタジオまで電車通勤、備品はポイントを駆使して買います」と、堅実な生活を送る水沢の今を直撃した。

 ◇  ◇  ◇

 65歳でヌードに挑戦したのは自身の企画だそう。

「19歳のとき篠山紀信さん撮影でグラビアデビューしたので、篠山さんと歩んだグラビア人生の集大成になる写真集を作りたいと思いました。篠山さんとの写真は40代の時のヌードが最後で、65歳の今を加えた方が19歳の写真も深みが増すだろうと私から篠山さんにお願いしました」

 撮影場所もこだわりが。

「以前住んでいたマンションで引っ越し直前に撮影しました。当時の家とグラビアのキャリアも一区切り。満開の桜をバックに、いい“卒業”記念になりました。写真集の最後のページに控えめにデザインされているのも気に入っています」

 現在は下北沢のレンタルスタジオをひとりで運営している。

「15年にダンススタジオの経営を引き継いだのですが、人に任せた結果、経費の無駄遣いなどで大赤字! もともと生徒だったので、インストラクターやスタッフに見下されるしで、3年前にクローズしました。そんな時、娘が『今はスペースを貸す時代だよ』とヒントをくれて、道具も何もいらないレンタルスタジオを始めたんです」

 毎日スタジオまで電車通勤、経営も順調だ。

「建物の最上階で換気も良く、コロナ禍でもご予約いただいています。自分ひとりでやれば人件費はゼロ、トイレットペーパーも安売りをチェックして、ミニマム経営で芸能界に比べたら収入はわずかですが運営は順調です。掃除に受付も自分でやって『管理人のおばさんですか?』と聞かれると『はい!』と答えています(笑い)。そういう“何者でもない自分”があるから両方とも楽しく仕事ができています」

「30年の軌跡」のはずが「私を通り過ぎた男たち」で胃潰瘍に

 米倉涼子剛力彩芽などタレント流出が相次ぐオスカープロモーションを18年に退社し、今はフリーだ。

「実は私、オスカーの新人第1号女優で、出たり戻ったりしつつ一番長く在籍したのがオスカーです。退社を決めた理由は、レンタルスタジオが軌道に乗りはじめたことや、昔と違いゆとりをもって仕事する段階に入ったからですね。事務所の不協和音を感じていなかったわけではありませんが、もうひとりで大丈夫かなと。過去には、マネジメントしてもらえばよかったと思うときもありましたよ。『30年の軌跡』というタイトルでインタビューを受けたのに、恋愛遍歴だけが切り取られて、見出しが『私を通り過ぎた男たち』になっていて、胃潰瘍になったことも。この時事務所に入っていなくて。フリーじゃなければこんな記事が世に出ることはなかったのに、と後悔しました」

 今では韓流ドラマが楽しみ。

不動産投資でつくった6億5000万円の借金を完済した時点で“何でもできる”と自信がついたら恋愛に興味が薄れてしまって、イケメンはBTSで十分(笑い)。娘はスターバックスコーヒーの壁画や香港やセブ島のホテルの壁画などを手がけ、世界で活躍するアーティストに。息子はブラウン大学を首席で卒業、ニューヨーク大学(NYU)大学院を経て、舞台俳優になりました。子供も巣立ち、今は家でひとり、韓流ドラマを見るのが幸せです。17歳で芸能界に入ってから寝る間もなく働いてきたので、家でのんびりするなんて初めて。人生で初めての体験がまだあると思うと楽しみです!」

(取材・文=岩渕景子/日刊ゲンダイ

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