著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

大島優子はAKB卒業から最も伸びた女優 結婚でさらなる飛躍が期待できる

公開日: 更新日:

「8歳のときから劇団に入り、演技を勉強していた子。基礎ができているから演技の引き出しが多い。それが確実に開花した」(演劇関係者)

 主役は当たると大きいが、コケるとダメージも大きい。それだけに作品選びは慎重になるが、本人の意思と事務所の思惑を含め作品の選択は難しい。放送中の夏ドラマでも、低視聴率にあえいでいる主演女優もいる。その点、脇は視聴率よりも「いい演技だった」と評価されれば、女優としての価値は下がらない。脇に徹するには、どんな役もこなせることが要求されるが、今の大島はそれができている。

 女優の結婚はタイミングに神経を使うものだが、大島のそれは、女優として自信がついた絶好のタイミングだったと思う。夫に選んだ林は主役も脇もこなせる俳優として格差は少ない。結婚でさらなる飛躍が期待できる。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  2. 2

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  3. 3

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  4. 4

    ドジャース内野手ベッツのWBC不参加は大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸のレギュラーシーズンに追い風

  5. 5

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  1. 6

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  2. 7

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  3. 8

    維新のちょろまかし「国保逃れ」疑惑が早くも炎上急拡大! 地方議会でも糾弾や追及の動き

  4. 9

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  5. 10

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方