著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

山崎育三郎“離婚”に高い壁 安倍なつみ復帰でざわつくメディア、本当の異変は?

公開日: 更新日:

 元「モーニング娘。」の安倍なつみ(39)が、今年8月公開の映画「パウ・パトロール ザ・ムービー」で吹き替えに初挑戦し、3年ぶりに芸能活動を再開させることが明らかになった。安倍は「緊張しましたが、ワクワクした気持ちの方が勝っていて、アフレコも楽しんで演じました」と語っている。

 この安倍の“電撃復帰”に敏感に反応したのが複数のネットメディア。夫の山崎育三郎(35)の仕事が絶好調な上、2人の子供が未就学児なのに活動再開するのは、「離婚を意識した動きなのでは?」と推測したのだ。離婚危機を伝えた媒体のひとつである「まいじつ」(6月21日付)は、〈普通に夫の育三郎さんも稼いでいると思うけど、安倍さんはなんで今更出てきたんだろう〉〈離婚するために収入を確保したいのかな?〉といったネットの声を紹介した。

 最近も結婚・出産から2年強で離婚した前田敦子(29)の例がある。確かに子供が幼いのに復帰を急ぐ芸能人は“怪しい”ともいわれる。実際、山崎夫妻の周辺を取材してみると、こんな声が漏れてきた。

育三郎が借りている稽古部屋

「なっちは『モー娘。』のメンバーたちとは育児の合間に定期的に情報交換をしているのですが、その中で夫である山崎への愚痴や不満がバンバン飛び出していると聞いています。その多くは『彼が仕事で家を空けることが多い』とか『育児に積極的ではない』というものですが、『夫が借りている稽古部屋の存在が気になる』といった聞き捨てならないものもありました」(女性誌記者)

 自宅近くに稽古場を借りる人気俳優は少なくない。これが“不倫現場”に悪用されることがあるのも事実だ。だからといって稽古場を持つ俳優が誰でも不倫に走るわけではないし、トップクラスの俳優になれば短時間にセリフをしっかり頭に入れるために、集中できる場所も必要だろう。

 ただ、稽古場の存在だけでいきなり“離婚”に結びつけるのはあまりに乱暴だ。そもそも、本当に山崎が稽古場を持っているのかも分からない。「夫婦共演のCMオファーが断られた」という噂も広告業界で独り歩きしているが、山崎は既に森永乳業やP&Gなど大手クライアントと契約している。今、このタイミングで離婚に踏み切るのはリスクが大き過ぎる。山崎をよく知る演劇関係者にも話を聞いてみた。

「山崎はミュージカル俳優だけにとどまらず、ドラマ俳優のカテゴリーでも今やトップクラスの評価を得ています。4月期はフジテレビ系『イチケイのカラス』に出演し、現在はNHK大河ドラマ『青天を衝け』で伊藤博文を演じ圧倒的な存在感を放っています。6月15日から始まったコンサートツアーは全会場でチケットが完売状態です。もし、本当に安倍さんと夫婦仲がイマイチだったとしても、それこそ忙し過ぎて今は離婚どころじゃないと思います」

 もっとも、山崎の出演CMが突然終了したり、何か別の大きな動きが生じたら“異変”のサインと思った方が良さそうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    朝ドラ「あんぱん」豪ちゃん“復活説”の根拠 視聴者の熱烈コールと過去の人気キャラ甦り実例

  3. 3

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  4. 4

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  5. 5

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  1. 6

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  2. 7

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  3. 8

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波