丸川珠代“炎上大臣”はこうして生まれた 関係者が語るテレ朝アナ時代の「高飛車素顔」

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東大卒をハナにかけているところがあって、当時から上昇志向が強かったので、局内では決して仲間が多いほうではなかった」

 その視線の先にあるのは、下々の国民などではなく“ステークホルダー”や“五輪貴族”などの「権力者」ばかりなのが透けて見える。女子アナウオッチャーの松本京也氏はこう話す。

「丸川さんは、『フジテレビ三人娘』などが持てはやされた“第1次女子アナ”ブームの直後の世代です。当時は、民放で東大卒のアナというのは珍しく、民放の“可愛くて親しみやすい”アナとは一線を画していました」

 しかし、同期の大下容子アナ(51)に比べ、キャラは立っていたので、顔と名前が売れるのは早かった。

「印象的なのは、『TVタックル』で、タイトスカートで黒縁眼鏡をかけ“上から目線”で高飛車なドSキャラを演じていたことですね。あれは案外“素”だったのかもしれません。バラエティー番組でも同じようなキャラで売っていましたが、どちらかといえば色モノ的な扱い。意外なことに報道番組などでメインキャスターを務めたこともないので、内心、忸怩たる思いはあったかもしれません」(前出の松本氏)

 権力志向の塊で、国民感情無視の“炎上大臣”には早々にお引きとり願いたいところだが、テレビ界に戻ろうにも、戻る場所はないだろう。

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