眞子さま「複雑性PTSD」の深刻影響…このままでは愛子さまや悠仁さまの結婚も困難に

公開日: 更新日:

 他人のプライバシーや名誉を尊重するのは、マスメディアに関わる人なら基本のキであるのに、なぜ、あれほどヒステリックに報じたのだろうか。考えられるのは、小室批判の記事が載ると雑誌は売れ、テレビは視聴率が上がるからだ。オンラインの普及で週刊誌は売れなくなり、テレビを見ない人たちが増えて視聴率が下がる一方なのだから、確実に売れるテーマがあれば飛びつくのは当然だろう。

 さらに、眞子さまや小室さんへの非難なら訴えられない安心感もあったはずだ。もし訴訟の可能性があれば、もっと慎重になったはずである。

 もう一つは、女性天皇・女性宮家を潰したい連中が、ネット上でここぞとばかりに小室さん批判を悪用して騒いだからだ。「女性天皇を認めたら、小室みたいなやつが“殿下”なんて呼ばれるんですよ」というわけである。

 ところが、これまで非難一色だったのが、最近になって潮目が変わり始めている。その一例が、森暢平・成城大学教授が書いたサンデー毎日「『借金報道』週刊誌に異議あり」などだ。行き過ぎた小室さん叩きや眞子さまの結婚非難に、おかしいと気づいてブレーキを踏み始めたのだろう。メディアは、宮内庁の発表で眞子さまの病気を知った以上、今後は自らが報じた記事がもたらす結果に責任を負うことになる。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」