著者のコラム一覧
高倉文紀美少女・女優評論家

札幌市生まれ。女優評論家。Webサイト「タレントパワーランキング」(アーキテクト=https://tpranking.com/)、雑誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)などで女優や女性アイドルなどの取材・分析を手がける。映画パンフレット、芸能プロダクション・企業向け分析リポートの執筆も担当。note個人クリエーターページ(https://note.com/tokyodiorama/)。

「りんくま」こと久間田琳加は同世代女子から絶大な支持を得る

公開日: 更新日:

久間田琳加(20)=「お茶にごす。」テレビ東京系

 10代のカリスマとして支持されているモデルは、雑誌読者に親しんでもらうために誌面上でひらがなの愛称で呼ばれ、みちょぱのようにそのままテレビ出演するときの芸名にするケースも多い。世間のおじさん層には「最近やっと、めるる生見愛瑠)を覚えた」という人もけっこういるようだが、今こそ覚えておきたい今秋注目のひらがな愛称は「りんくま」だ。

 りんくまこと久間田琳加は現在、ドラマ映画がヒットした「今日から俺は‼」で知られる西森博之のヤンキーコメディー漫画を原作とする「お茶にごす。」(テレビ東京系)でヒロイン・姉崎奈緒美を演じている。

 2001年2月23日生まれ、東京都出身。新垣結衣川口春奈や「ドラゴン桜」(TBS系)で活躍した南沙良らを生んだ「ニコラモデルオーディション」でグランプリとなり、2012年から2017年まで雑誌「nicola」の専属モデルを務めた後、現在は「Seventeen」専属モデルとして同世代女子から絶大な支持を得ている。

 インタビュー取材で彼女と話をしたことがあるが、素顔の彼女は、あどけなさを残すピュアな笑顔と素直な人柄が印象的で、幼少期をフランスのリヨンで過ごしバレリーナを目指していたことから培われた、おしゃれで可憐な、「リセエンヌ」っぽさを感じた(リセエンヌとはフランスの女子学生のことで、乃木坂46もデビュー当時のコンセプトが「パリのリセエンヌのイメージ」だった)。

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