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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

芦田愛菜“さま”は総理になっても驚かない規格外の可能性に満ちている

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「『愛菜さま』と呼ばなきゃなって」(鈴木福テレビ朝日系「サンドウィッチマン芦田愛菜の博士ちゃん」10月16日放送)

 国民的人気を博した「マルモのおきて」(フジテレビ系)から10年。その間、何度か共演している鈴木福(17)と芦田愛菜(17)の2人だが、“福クン”は4年前には「なんかもう『愛菜さん』って感じです」(TBS系「櫻井・有吉THE夜会」2017年6月29日)と言っていた。

 番組で久しぶりに再会を果たすと、芦田に「お国の行事に出られたりとか、そういったところも含めてホントにさすがだなと思います」と前置きした上で、語った言葉を今週は取り上げたい。この言葉に芦田は「やめてください」と苦笑した。

 その大人びた言動から一部ファンに「芦田先輩」などと呼ばれている。母親から「面白そうだから、オーディション受けてみない?」と言われたことがきっかけで、芸能活動を始めた彼女は2010年、5歳で「Mother」(日本テレビ系)に出演。親に虐待される子供を演じて天才子役と注目されると、翌年「マルモのおきて」で国民的知名度を得た。

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