いしだ壱成は3度離婚だが…“バツあり再々婚”がモテるって本当? 婚活アドバイザーの見解

公開日: 更新日:

 いしだ壱成(47)が24歳年下の女優・飯村貴子(23)と離婚した。いしだは父親の石田純一(67)と並ぶ再々婚だったが、3度目の離婚となった。一般的には「再婚」するごとに離婚率は高くなるという。

 アメリカの心理学雑誌「Psychology Today(サイコロジー・トゥデイ)」(2012年)によれば、初婚の離婚率50%に対し、再婚の場合は67%、再々婚は73%との結果が出ている。日本人とは状況が異なるだろうが、初婚の場合より、2回目、3回目の方が離婚への心理的ハードルは下がるのかも知れない。

 しかし、結婚相談所では意外にも「バツあり」がモテている。とくに「再々婚」の成婚率が高いそうだ。婚活アドバイザーで「マリーミー」代表の植草美幸氏が言う。

「成婚となるカップルの半数は初婚同士ですが、半数はどちらかが再婚以上。割合としては『再々婚』が多いです。3度目の結婚となると、年齢的に40代後半から50代以上が多いですが、男女ともに“2度失敗”しても、婚活に挑もうとするアグレッシブさがある分、同世代に比べて見た目も内面も若い。異性としての魅力がありますね。離婚は時間とお金、親族との関係や周囲の目があったりと精神的な負担も大きいです。離婚の苦労を2度してもまた結婚したいという前向きさに初婚の方も惹かれるようです」

初婚同士よりスムーズに行く場合

 近年、結婚相談所を利用する年齢層は男女ともに36~45歳がボリュームゾーンとされる。婚活者が高年齢化している分、結婚に対して、「初婚同士でなければ嫌だ」とか「親にうるさく言われる」というケースは減ってきているのだろう。だから、初婚の会員にとっても「バツ」がマイナスに働かない。

「私が手伝っている範囲でも、再々婚の方の相手が初婚のケースは5割。再婚以上の方は、浮気や借金など複数の問題を経験している分、次は同じ失敗だけはくり返さないように反省している人が多い。正直に過去の話をしてくれる相手は、初婚の方にとっても好印象。人生経験が豊富なので、乗り越えるべき課題が見えやすいのもプラスに働きます。また、2度の結婚をしていれば、異性との生活に幻想を抱かないので、デートでも相手の喜ぶ振る舞いができていたり、扱いがうまいのです。初婚同士よりも、デートを数回重ねてスムーズに成婚に行きやすいですね」(前出の植草美幸氏)

 吉田鋼太郎(62)や奥菜恵(42)など、再々婚で幸せを掴んでいる芸能人も少なくないが……。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    朝ドラ「あんぱん」豪ちゃん“復活説”の根拠 視聴者の熱烈コールと過去の人気キャラ甦り実例

  3. 3

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  4. 4

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  5. 5

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  1. 6

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  2. 7

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  3. 8

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波