浜田省吾に普遍の“オンザロード”…40年前と同じ楽曲で日本武道館を沸かせた

公開日: 更新日:

 70年代の「風を感じて」にはじまり、「悲しみは雪のように」「もうひとつの土曜日」などのヒット曲で知られるシンガー・ソングライター、浜田省吾(69)が健在ぶりを示した。1982年1月に行った初の日本武道館でのコンサートをこのほど同じ楽曲で40年ぶりに再現。2年ぶりのライブというブランクを感じさせない、張りと艶のある歌唱で観客を沸かせたのである。

「40年前の日本武道館は、ハマショーの動員力では無謀との前評判を覆し、チケット即日完売で名前を上げた。テレビにも出ず、全国ツアーでライブ中心にやっていくという今に続くスタイルの原点となったものでした。以来『オンザロード』と銘打つツアーを続けてきた彼には、今こそがキャリアのピークとの評判も聞こえてきます」(音楽ライター)

 ステージでは「まさか、あのときここにいたっていう人、いるのかな」と呼び掛け、拍手が湧くと「おー、久しぶりです」と応じる一幕も。「まだ生まれてなかったって人は?」には、より多くの拍手が響き、デビュー当時からのファンよりも、若い世代の観客が増えたことを示したようだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾