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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

深津絵里「カムカムエヴリバディ」で理想的な復活 休んでいても女優価値が上がったレアケース

公開日: 更新日:

 復帰を待ち兼ねたように、深津をデビュー時にCMで起用したJR東海が「会うって、特別だったんだ。」のキャッチコピーで深津を再起用。復活の後押しになった。

「復活の仕方はある程度構想があったとはいえ、NHKと企業を動かしたのは、休んでいても深津の女優価値は下がるどころか、さらに上がった結果」(テレビ関係者)

 芸能界の一線で活躍している途中で休む。そう簡単にできるものではない。

 俳優の場合、「米国ハリウッドに挑戦。語学勉強」といった理由で日本の活動を休止する人はいたが、深津はレアケースだった。

「戻ったときに同じような活躍ができるかという不安と、休むと収益も左右する事務所側の不安もある」(芸能関係者)

 深津は不安よりも、余裕があるように見えていた。「陰で支えていたスタイリストの恋人の存在が大きかった」という話もあるが、自信めいたものもあったのだと思う。

 俳優と違い日々の活動のある歌手は活動休止宣言が必要。氷川きよしは「自分を見つめなおし、リフレッシュする時間をつくりたい」と活動休止を発表。大きな話題となった。事務所との確執も取り沙汰されたが、リフレッシュは正直な気持ちだろう。

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