森田剛は宮沢りえと“寸歩不離”…ジャニーズの忖度以上に怖い個人事務所ゆえの「闇」

公開日: 更新日:

ジャニーズを辞めると芸能界で不利になる」という定説には、意外な盲点があったーー。11月1日、V6が解散コンサートを行い、同日をもって森田剛(42)はジャニーズ事務所を退所。翌日、妻の宮沢りえ(48)とともに新事務所「MOSS」を立ち上げた。昨年独立した元SMAP中居正広(49)が今もレギュラー番組を複数持つように、以前のような「ジャニーズ退所=干される」というイメージは変わりつつある。森田はどうなるのか。民放テレビ関係者が明かす。

「2年前に公正取引委員会がジャニーズ事務所に対し独占禁止法違反につながる恐れがあると注意したことで、忖度は減っていると思います。ただ、一般企業と同じように芸能界も、辞め方がよくないと思われれば起用されづらい。元関ジャニ∞錦戸亮や元NEWS手越祐也はテレビで見掛けませんが、退所の仕方に対する心証がよくないのでしょう。森田は2人と違って解散直前にテレビにかなり出て、ライブでもきちんとファンに別れを告げられた。メディアが『元ジャニーズだから』と敬遠することはあまりないような気がします」

 ジャニーズを退所したタレントは「テレビ局が忖度するから干される」とばかり論じられてきたが、もっと目を向けるべき点があるという。芸能プロダクション関係者が盲点を突く。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝