石橋静河が「鎌倉殿の13人」静御前役に 身体能力と表現力で“2世大河”の揶揄はね返せるか

公開日: 更新日:

「〈イメージと違った〉なんて書き込みもありますが、そこは三谷幸喜さんの脚本ですから。従来と同じようなイメージのキャスティングじゃ面白くないと考えたのでしょう」と話すのは、ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏。

 山下氏は昨年上演された舞台「近松心中物語」を見た際、石橋の身体能力と表現力の高さに驚かされたという。石橋が舞台で演じたのは商家の箱入り娘、お亀である。

「お亀はおきゃんで愛くるしい女の子。ところがラスト近くでは異界のものとして存在しなければならない。石橋さんはそれまでとは体の動きをまったく変え、客席から見ているとまるで浮遊しているかのように見える動きで演じた。あの表現はダンスを本格的に習った彼女ならではのもの。静御前としての舞も、石橋さんならではのすごいものが見られそうですよ」と山下氏。

 石橋静河といえば、父は歌手で俳優の石橋凌(65)で、母は女優の原田美枝子(63)。また、姉は現在放送中の連ドラ「妻、小学生になる。」(TBS系)の主題歌「灯火」を歌うシンガー・ソングライターの優河(30)だ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  2. 2

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 3

    N党・立花孝志容疑者にくすぶる深刻メンタル問題…日頃から不調公言、送検でも異様なハイテンション

  4. 4

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  5. 5

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  1. 6

    高市首相「議員定数削減は困難」の茶番…自維連立の薄汚い思惑が早くも露呈

  2. 7

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 8

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然

  4. 9

    高市首相は自民党にはハキハキ、共産、れいわには棒読み…相手で態度を変える人間ほど信用できないものはない

  5. 10

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗