著者のコラム一覧
本多正識漫才作家

1958年、大阪府生まれ。漫才作家。オール阪神・巨人の漫才台本をはじめ、テレビ、ラジオ、新喜劇などの台本を執筆。また吉本NSCの名物講師で、1万人以上の芸人志望生を指導。「素顔の岡村隆史」(ヨシモトブックス)、「笑おうね生きようね いじめられ体験乗り越えて」(小学館)などの著書がある。新著「1秒で答えをつくる力──お笑い芸人が学ぶ『切り返し』のプロになる48の技術」(ダイヤモンド社)が発売中。

桂文枝師匠は300本を超える“創作落語”を作るも「漫才は難しいわ」

公開日: 更新日:

 30年近くも前になるでしょうか、「三枝師匠から本多さんにお願いしたいことがあるのでお時間いただけますか?」とマネジャーさんから声がかかり「創作落語を書いてみいひんか?」やと大変や……と勝手に想像を膨らませて、個人事務所へお訪ねすると「わざわざごめんね。今度、番組の中で女性のイタリア料理研究家の人と漫才することになってね。ぜひ書いてほしいねんけどスケジュール的にいけるかな? けっこう早いねん(あまり時間がない)」ということでしたが、創作落語じゃなかったのでひとまず安心、漫才ならなんとかなると思い「ぜひ書かせて下さい」とその場でお引き受けしました。

「僕も考えてることはあんねんけど、(それを)言うとそっちに流されると思うから1回、本多君の方で“こんなんどうや?”いうのん考えてみて、頼みますわ。落語は作れんねんけどね、漫才のかけあいとは違うねんな。(漫才は)難しいわ」と言われて書かせていただくことになりました。

 料理研究家の方は素人の上に片言の日本語しか話せないので、言葉遊びは排除。詰まっても三枝師匠がカバー・フォローをしやすいよう体で「イタリア」を表現するようなネタを書いて持って伺うと「僕もおんなじようなこと考えてたんよ。こういう方が負担が少ないしエエよね」ということで微調整をしながら仕上げ、本番も楽しくやっていただきました。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網