木村拓哉「未来への10カウント」の成否は生徒役キンプリ高橋海人がカギを握る

公開日: 更新日:

「木曜9時枠はテレ朝にとっては看板ドラマ枠。松本潤×遊川和彦氏作品の『となりのチカラ』が一定の評価を得ながらも数字的にイマイチでしたから、キムタク×福田靖でコケさせるわけにはいかないと、関係者はピリピリしているようです」(制作会社プロデューサー)

 テレビコラムニストの亀井徳明氏はその成否について、「良くも悪くも木村さんのキャラの立たせ方次第」と、こう続ける。

「設定を見る限り、テレビのメインの視聴者であるシルバー世代の共感を呼びそうな作りです。ただ、あまりに木村さんメインに寄せすぎると、長年のファンを喜ばせることはできても〈またいつものキムタクドラマ〉と言われてしまうでしょう。高校が舞台の“学園もの”の要素もあるのなら、生徒役がどれだけ魅力的に描かれるか。そのバランスを見ていきたいと思います」

 ボクシング部部長を演じるKing&Prince高橋海人(22)は、1年前のTBS「ドラゴン桜2」でもメインの生徒役の1人だった。今作では事務所の大先輩キムタクを相手に、どれだけ存在感を見せつけられるのか。それが今クールの“ジャニーズ祭り”の見どころのひとつと言えるかも。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー