連ドラ軒並み低迷のなか…草彅剛「ギャラクシー賞」個人賞受賞が意味するもの

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 春ドラマはスター勢ぞろいの豪華な布陣でスタートしたが、世帯視聴率はどれも2桁をキープするのがやっとの低迷を続けている。現状では全ドラマが平均で10%を切るという可能性まで捨て切れない。

 そんな中で、4月28日に第59回ギャラクシー賞のテレビ部門個人賞の受賞者が発表された(主催は放送批評懇談会)。受賞者は元SMAPの草彅剛(47)に決まった。選考理由は昨年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」で草彅が徳川慶喜を好演したこと。同会は「『慶喜はこういう人だったのかも』と思わせ、後世に残る徳川慶喜像をつくり上げた見事な表現力に敬意を表し」としている。個性的な顔立ちの草彅が表情を変えず、抑揚の少ない言い回しで存在感を際立たせていたことが評価されたのだと思う。

 今クールは各局とも連ドラに力を入れ、本数を増やした。だが、どのドラマも主役に魅力を感じていない視聴者が多いのではないか。「青天を衝け」の草彅は脇役ながら渋沢栄一を演じた主演の吉沢亮よりもキャラが立っていた。今のように数撃ちゃ当たる式にジャニーズのタレントを大量に露出させているようでは、このピンチをはね返すことができない。草彅のようなひと目見たら忘れられない俳優をどうやって育て、演出するか。知恵を絞ることが必要だろう。

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