上島竜兵さんのキープボトルは今でも…誰からも愛された優しき「飲んべえ伝説」

公開日: 更新日:

 ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんとお酒は、切っても切れない関係だった。

 酒の席で酔っぱらっても、店員や他のお客の迷惑になるようなことは決してなく、騒ぎすぎの後輩をそっとたしなめ、店には気をつかい、接客したスタッフからは優しく、紳士的だったとの声が上がる。

■上下関係なき「竜兵会」

 中央線沿線の居酒屋で催された飲み会「竜兵会」には、自分から若手に声をかけて誘い、事務所などの垣根を越えたコミュニティーをつくった。ダウンタウンがテレビ収録後、後輩を連れて食事に行く姿をみて、うらやましいと思ったのがはじまりだったと上島さんは語っていた。

 面倒見は良くても、先輩風を吹かせたりしないのが上島流。上下関係も取っ払うどころか、自分から後輩の位置まで下りてきて、気楽にしゃべっていいという雰囲気をつくる。相談を持ちかけ、上島さんが泣きだすことも。テレビと同様の「いじられキャラ」を発揮し、「おい上島」と呼び捨てにされるような場所にあえてした。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い