フジ木曜劇場が攻めに転じた? 土屋太鳳「やんごとなき一族」“いかにも感”で開き直り

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「自我の強い女性が場違いな場所で奮闘する話は、日本テレビの『悪女(わる)』と基本は同じ。ただ『悪女』がヒロインを応援したくなるようなベーシックなつくりなのに対し、『やんごとなき一族』はヒロイン以外のキャラの強さを押し出すつくり。どこか開き直った“攻め”の姿勢を感じますね」(亀井徳明氏)

 ドラマ化が発表になった当時、原作ファンの間では〈ヒロインは広瀬アリスがいいな〉という声もあったが、そうなると「兄嫁役の松本さんとの“顔芸合戦”になってしまい、バラエティー感が強調されてしまったかもしれません」(前出のテレビ誌ライター)。

 次クールの木曜劇場は教師と女子生徒の禁断の恋を描く“純ドロ”ドラマ「純愛ディソナンス」が待っている。既視感のある、いかにもなテーマにあえて挑むのも、この枠の攻めなのかも。

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