広瀬アリスらが休業宣言、大物の急逝相次ぎ…芸能人のメンタルケアに頭を悩ます事務所の内情

公開日: 更新日:

 3日に俳優の渡辺裕之さん(享年66)、11日に「ダチョウ倶楽部」の上島竜兵さん(同61)が急死した“怨嗟(えんさ)”の声は、芸能界全体に向けられている。

「以前から〈タレントのメンタルケアがきちんとできていないんじゃないか〉という指摘はありました。2020年に三浦春馬さんが亡くなって以降、そうした批判はさらに強まったように思いますね」(スポーツ紙芸能担当デスク)

 広瀬アリス(27)をはじめ、関ジャニ∞大倉忠義(36)、3時のヒロインのゆめっち(27)ら、このところ芸能人の休業宣言が相次いでいるのも、そうした世論と無関係ではないらしい。

「もちろんタレントの健康を第一に考えてのことですが、事務所にとって避けたいのは、世間から“ブラック企業”の烙印を押されることです。ひとたび悪評が立つと、他の所属タレントの仕事にも影響が出ますから」(在京キー局関係者)

 そんなところに渡辺さん、上島さんという“大物”の死が相次いだ。

「コロナ禍で仕事が減ったり、やり方が変わったせいで、精神状態が不安定になっている芸能人は他にも大勢います。ネット上では〈もっとメンタルケアをすべき〉〈芸能界全体の問題だ〉などと“プチ炎上”しています」(前出のスポーツ紙芸能担当デスク)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  2. 2

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  3. 3

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 4

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 5

    国民民主党・玉木代表「ミッション・コンプリート」発言が大炎上→陳謝のお粗末…「年収の壁」引き上げも減税額がショボすぎる!

  1. 6

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  2. 7

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  3. 8

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  4. 9

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  5. 10

    楽天が変えたい「18番は田中将大」の印象…マエケンに積極譲渡で“背番号ロンダリング”図る