豊ノ島の断髪式と両国の思い出…井筒親方と部屋の発展を願って乾杯!

公開日: 更新日:

 豊ノ島の断髪式を見に行った。ソプラニスタ・岡本知高の土俵入り……見事な国歌斉唱後、花道で出番を待つ豊ノ島とすれ違いざまにハイタッチしたのが印象的だった。ダウンタウンの浜ちゃんや、ナイツの塙と兄はなわの珍しいはなわ兄弟なども土俵に上がりハサミを入れ、華やかだった。

 が、国技館内は各種お弁当が売り切れるほどの大盛況で、一緒に行ったマネジャーと相談し、列席者も多く式典がまだまだ長いのでちょいと中座して外に昼ご飯を食べに行くことに。あまりにも良い天気だったので、隅田川に架かる両国橋をスタートして大好きな町・両国をついでにブラリ。私は新大橋の小学校卒で小5で板橋区へ引っ越したが卒業までの約1年間越境した。当時はまだ今のように都営線はなく、両国の駅から毎朝15分ぐらい早歩き、時にはダッシュして登校。朝稽古やちゃんこの買い出しなのか浴衣姿の若いお相撲さんもたくさん歩いていて「行ってらっしゃい」とか「気をつけて」とか声を掛けてくれた。誰だったんだろう。増位山さんも「オレも声掛けた」って言ってくれたけど、本当かな? 懐かしい。

 現在はファストフード店やカフェが多いが、駅前は焼き鳥屋さんがずらーっと並んでいて、おいしそうな匂いで下校時はお腹が鳴った。短大生時代からデビューギリギリまで、隣町の緑小学校の生徒たちの水泳コーチとなりまたまた両国駅を使い、まだ飲酒はしなかったがついに子どもの頃の念願だった焼き鳥を食べた。おいしかった。マネジャーとちゃんこを食べてぶらぶらしてたら、おっさんが話し掛けてきたが、当時の教え子だった! うれしいやら年を感じるやら複雑だったが笑った。やっぱり両国が好きだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾