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芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

掛け持ちドラマの“共倒れ”は「全部大泉洋のせい」? 人気者におんぶに抱っこTV局の罪

公開日: 更新日:

「全部大泉のせい」というキーワードをご存知だろうか。これはNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で大泉洋(49)演じる源頼朝が次々と身内を殺める非情さに、主演で北条義時を演じる小栗旬(39)が心を傷め、収録現場で使用するマスクに書いた文言だ。

 これは視聴者の共感をよび、一時期「#全部大泉のせい」はツイッターでトレンド入り。実はこの空気感、収録が始まる前から大泉本人がスタッフに漏らしていた心配事でもあった。「こんな役を演じたら(僕の)好感度に傷が付くんじゃないの……?」

■好感度に傷が付くことを懸念していた大泉

 大泉の「大河ドラマ」と「月9ドラマ」(『元彼の遺言状』フジテレビ系)の"掛け持ち出演"は、業界内で話題になっていた。今どき人気俳優が局をまたいで掛け持ち出演すること自体は珍しくない。だが、大泉のように、2つの作品で"主演に準ずる役"を掛け持ちするパターンは決して多くはないからだ。

 確かに4月期のドラマを見渡せば、広瀬アリス(27)が『恋なんて、本気でやってどうするの?』(フジテレビ系)と『探偵が早すぎる~春のトリック返し祭り~』(日本テレビ系)の2本に、他にも江口のりこ(42)、向井理(40)もテレビ局の間を渡り歩いている。

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