視聴率ジリ貧「六本木クラス」早乙女太一が「敵役」で高評価の皮肉

公開日: 更新日:

 本家の韓国ドラマ「梨泰院クラス」が大ヒットしたのと裏腹に、リメークした竹内涼真(29)主演の連ドラ「六本木クラス」(テレビ朝日系木曜夜9時)は、回を追うごとに視聴率を下げるジリ貧状態だ。

「21日放送の第3話で、新木優子さんと平手友梨奈さん、ダブルヒロインの主人公をめぐる女のバトルを繰り広げるなど、お話自体は盛り上がってきているんですがねえ。平手さん演じる天才大学生の葵も〈カワイイ〉と人気上昇中なのに、数字が伴わない……」(テレビ誌ライター)

 平手が今後の視聴率のカギを握っているという見方もあるが、「六本木クラス」のように〈絶望の淵に立たされた青年が復讐を誓って、金と権力を振りかざす巨大企業に屈することなく仲間とともに立ち向かっていく〉といったリベンジものは、“敵役”の演技力に負うところも大きい。

 その巨大企業の会長役が香川照之(56)で、会長のバカ息子役が早乙女太一(30)だ。

「視聴者がどれだけ敵役に憎たらしいという感情を抱けるか。リベンジものを左右するのは、主人公より、むしろヒールの演技にかかっています」と、ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏がこう続ける。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった