著者のコラム一覧
ダンカンお笑いタレント・俳優・放送作家・脚本家

本名・飯塚実。1959年、埼玉県毛呂山町生まれ。落語家を目指し立川談志に弟子入り。「立川談かん」として活動した後、たけし軍団入り。お笑いタレント、俳優、放送作家、脚本家と多才で、現在はTAPの専務取締役。

「北野インドカレー」を再び! 殿の作るカレーはギャグなしに天下一品なのだ

公開日: 更新日:

 その昔、殿(ビートたけし)の北野印度会社というところが軽井沢、清里、嵐山、河口湖、山中湖、仙台、さらにはあの常夏の島ハワイにも「北野インドカレー」というカレー屋を出し、大人気となったのです。

 その要因はいくつもあったのでしょうが、例えば時代がバブル景気であった、そして殿が乗りに乗りまくっていたというのが最も大きかったと思います。

 もちろんカレーそのものもおいしかったし、店内で販売されている象の水差しや殿がインド人に扮してターバンを頭に巻き象にまたがるイラストが焼き付けられたカレー皿やマグカップもユニークなデザインで超人気商品であったのです。

 出店地を見てもわかるようにもともとどこも人気観光地である所に、カレー目当てで足を運び、そのまま観光を楽しむ人々も加わり、そりゃあ連日人の波がすごかったのです。しかし、そのカレー屋もバブル景気崩壊とともに(詳しくは知りませんよ~)消えていってしまいました……。

 しかし、俺は今回あえてこの場をお借りして「北野インドカレー復活!!」を切望したいと思うのです!! といってもあの以前の北野インドカレーを復刻させるというのとはまったく別のことなのです。実は2年ほど前になりますが、名古屋に殿と一緒にテレビ番組のロケに行ったのです。その時、一つの企画コーナーに「カレー作り対決」というのがあり、目の前に並んだ肉、海鮮、野菜、スパイス、ありとあらゆるものの中から食材を選び、オリジナルカレーを作り、ホンモノの料理人に味を判定してもらうというものでした。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  5. 5

    日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」

  1. 6

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  2. 7

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 8

    林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ

  4. 9

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  5. 10

    角界が懸念する史上初の「大関ゼロ危機」…安青錦の昇進にはかえって追い風に?